社会人の絶望的な出会いの無さ
「社会人は出会いが少ない」
というのはみなさん聞いたことがあると思います。
就職前の大学4年の時、
「たしかに毎日仕事で忙しいから出会いは少ないだろうなぁ」
と、私自身もある程度は覚悟していたことでした。
で、実際に今私は社会人生活を送っているわけですが、
想像を絶する出会いの無さです。
ここまで無いものかと、ちょっとやそっとじゃ打破できないレベル。
学生時代リア充の人間が非リア充に堕ちる、それが社会人。
自分で言うのはおこがましいですが、恋愛に関して私は今まで充実していた方でした。
中学高校と恋人もいて、大学時代に関しては、バイトが夜系(ホストやクラブのボーイなど)ということもあり、かなり遊んでいました。
そんだけ調子に乗って、イキり散らしていた私ですが、
社会人になってからの異性関係は0人です。
一応、2回だけあるのですが、
「なんだよ、無いって言っておきながら結局あるじゃないか」と思った方、この2回は風俗です。
携帯電話の機種変更をした際にあまりにも異性との接点が無かったので、女性の店員さん相手に、
「あ、あの…機種変更を、その…iPhoneで、新しい…」
という、かつて夜の街で働いていたとは到底思えない程のテンパり具合に危機感を覚え、諭吉を数枚握りしめて風俗に行ったわけです。
普段の生活では本当の本当に一切ありません。
恋人ができる気配は全くの皆無です。
社内恋愛は微妙
社会人の出会いの場として『社内恋愛』がありますが、
はっきり言って微妙です。期待しない方がいいと思います。理由は以下の通りです。
1.そもそも選択肢が圧倒的に少なく、限られた中で相手を選ぶことになる
会社の同期や先輩後輩の人数はたとえ大企業でも学生時代に比べ圧倒的に少ないです。
サークルの人数は1学年当たり40人前後(男女20ずつ)なので1~4年の合計で80人います。さらに同じ学科の授業で仲良くなったり、バイト先で知り合うことも多いので、余裕で100人を超えます。
それに対して会社では、たとえ同期が数百人規模の大企業でも、各部署に配属される際は10分の1程度しかいません(私と同じ部署に配属された同期は12人でした)。
分母が少ない時点で、かなりのハンディキャップとなります。
2.自分ではなく会社が選んでいるため、性格的に合わない人が多い
これ、会社に入ってから痛感したことですが、社会人生活では性格が合わない人が本当に多いです。
学生生活では当然自分と気が合う人と親しい関係を持ちますし、
何よりも、多少合わない部分があっても、根本的な部分は合っているという点が重要なのです。
例えばテニスサークルに入る場合
・キラキラした大学生活を送りたい
・いろんな人と交友関係を持ちたい
上記の部分は基本同じなので、多少目立ちたがりで面倒な友達もいましたが、そこまで自分と異なった価値観の人はいないわけです。
ですが会社は違います。根本的な部分で全く合わない人達がいるのです。
とんでもない自己中や、プライドが異様に高く面倒なオタクなど、学生時代にみんなから嫌われてハブられていたタイプの人達と業務を行わないといけない。
当然ですが、こんな人達と恋愛関係になんて発展するわけありません。
ただでさえ候補が少ないのに、ますます絞られてしまいます。
3.容姿や性格的に良い人はもう残っていない
基本的に良い人は早々に結婚します。
私の大学時代の先輩を見ても、容姿や性格の良い人は25~29歳で結婚しています。
なので、一番良い人が残っている可能性が高い新入社員に、先輩社員(特に男性)は死に物狂いになって飛びつくわけです。その光景は見ていてキツいですよ。
4.上記の理由から自分が好きな相手ではなく、妥協で選んだ相手になる。
今までのことから結果的に男女とも妥協した選び方になります。
別にイケメンや美女など容姿端麗で仕事や家事も完璧なんて人でなくても全くもって問題ないです(むしろそんな高嶺の花を求める方が問題ありかと思います)。
ですが問題なのは、お互い「あれも微妙、これも微妙。色々と物足りないなぁ。」と思っているにもかかわらず、無理矢理相手の良いところを見つけて、それを理由に結婚という重大な決断をする点にあります。
もしその後、容姿や性格が魅力的な異性が現れたら、何の迷いもなく速攻で乗り換えられますよ。
この現状を何とかしたい
このままいくと、私は確実に結婚できません。
独身で生涯を終えることになります。
学生時代、恋愛を存分に楽しんでいた人間が、
社会人になってこのざまです。
前の記事でも書きましたが、これが人生というものなのでしょうか?
自分が求めているものを目指すのではなく、
「魅力も感じないし、不満だらけ、でも、まぁいいか」と妥協して、
結婚という長い人生のパートナーを選ぶ重大な決断をするのが社会人なのでしょうか?